65歳以降も再雇用される社員の保険について

60歳で定年した社員を65歳まで再雇用しましたが、65歳以降も働いてもらう予定です。
この場合の保険はどのようにすれば良いでしょうか。


保険には労働保険、社会保険の2種類があります。
労働保険は労災保険、雇用保険です。
社会保険は健康保険、介護保険、厚生年金保険です。

まず、労災保険は会社単位で加入する保険で、本人負担もなく、これまでどおりです。
そして、雇用保険は65歳以降も加入できますので、退職まで加入することになります。
もちろん、雇用保険料も給与から控除します。

次に健康保険です。
健康保険は75歳まで加入します。
75歳以降は後期高齢者制度に移行します。
75歳まではこれまでどおり、給与から保険料の半額を控除します。

介護保険は40歳から64歳までです。

厚生年金保険は70歳までです。
70歳まではこれまでどおり、給与から保険料の半額を控除します。

各保険について年齢制限がありますので、注意が必要ですね。