上司のパワハラ・セクハラによるうつ病社員の対応
上司のパワハラ・セクハラによるうつ病社員の対応
2018/8/1
ジャンル 労務
事件の概要、ご相談内容
うつ病で休職していた従業員から、「上司のパワハラ・セクハラが原因」と言われて、会社が原因なので労災申請してほしいと言われた。そして、復帰したいので、その上司をなんとかしてほしいと言われる。
ヒアリングすると、上司のパワハラとセクハラの事実があった。
経営者の主張
労災申請することで会社の責任を認めることになるが、それを認めないほうが訴訟になるなどのリスクが心配。
解決へのプロセス
復帰後の業務に耐えられるのかを確認するため、社長とともに本人の了承のもと、主治医へヒアリングする。
解決のポイント
現在の就業規則は古く、このような場合の懲罰規定がなかったが、社長より上司に厳重注意をお願いする。
また、今後、このようなことが発生しないように就業規則の改定とハラスメント研修を実施。
事業者規模情報
印刷業 従業員 20名