男性の育児休業取得率は過去最高の12.65% 

令和3年7月30日、厚生労働省から「令和2年度雇用均等基本調査(確報)」が公表されました。
令和2年度の調査では、管理職に占める女性割合や育児休業制度の利用状況などについて全国の企業と事業所を対象としました。
以下では、育児休業取得者の割合をピックアップしてみます。
 

令和2年度雇用均等基本調査/育児休業取得者の割合について

●育児休業取得者の割合〔育児休業取得率〕
・女性 :  81.6% (令和元年度 83.0%)
・男性 : 12.65% (令和元年度 7.48%)
〈補足〉有効回答があった3,591事業所(常用労働者5人以上)の調査結果を集計。
 

図 男性の育児休業取得率の推移

男性の育児休業取得率について、政府は高い目標(2025年に30%)を掲げています。
今回、その向上を図るために育児・介護休業法の改正が行われました。
今後はさらに男性の育児休業取得率の向上のための取組みが重要視されると思われます。
その対応なども含め、気軽にお声掛けください。