障害のある方向けの「就労パスポート」を作成

厚生労働省から、「就労パスポート」の案内がありました。

これは、障害のある方が、
  • 働く上での自分の特徴
  • アピールポイント
希望する配慮などについてハローワーク、地域障害者職業センターなどの支援機関と一緒に整理し、
事業主などにわかりやすく伝えるためのツールとなっています。

事業主向け活用ガイドラインも公表されていますので、ポイントを見ておきましょう。
 

「就労パスポート」全体像と事業主向け活用ガイドラインのポイント




<利活用上の留意点>
・就労パスポートの作成・活用・管理、共有の範囲などは、障害のある方ご本人の意向によります。
・就労パスポートは、採用選考時の必須提出書類ではありません。
そのため、就労パスポートを所持していないからといって不利に取り扱うといったことがないようにしましょう。
・就労パスポートでは個人情報を取り扱うこととなるため、慎重な配慮が求められます。
特に、障害についての情報は、個人情報保護法において「要配慮個人情報」と位置づけられています。
その取扱いに特に配慮が必要です。

詳しい情報は以下のサイトから確認できます。
就労パスポート(厚生労働省)

障害者雇用率制度により障害者の雇入れが必要となる場合や、
人手不足により積極的に障害者の雇入れを考えている場合などには、
就労パスポートを活用したいところですね。