社内ルールにおける男女差に関する調査2019

令和元年(2019年)11月に、連合(日本労働組合総連合会)から「社内ルールにおける男女差に関する調査2019」が公表されました。
話題になったポイントを紹介します。
 

「男性は長髪NG」「女性はパンプス」など男女で異なる決まりが多数

全国の20歳~59歳の有職者1,000名の有効サンプルを集計したものです。
(インターネットリサーチにより実施)。
「職場での決まり」については、次のような調査結果となっています。
●服装や身だしなみについての決まりの有無について「ある」は57.1%。
宿泊業や飲食サービス業が高い傾向
●「男性は長髪NG」、「女性はシャツ色ピンク」、「女性はパンプス」など、男女で異なる決まりが多数
「パンプスのヒールの高さに決まりがある」は19.4%
●服装や身だしなみの決まりに従わないときの扱いについて、「何らかの処分がある」は19.4%、「何もない」は30.5%
処分の内容の最多は「始末書提出」

全回答者に、服装・身だしなみの決まりについて思うことを聞いたところ、「最低限でよいと思う」が最も多く54.9%となっています。
どこが最低限なのかという線引きが難しいところです。
納得できるルールなら受け入れられるが、意味もなく厳しいルールは受け入れられないということかもしれません。
時代錯誤のルールが存在していないか?
これを機に考えてみてはいかがでしょうか。