コラム 「人事について」
【投稿数:86 件】
監督指導を実施した事業場の81.1%が労働基準関係法令違反
厚生労働省は、令和6年度に長時間労働が疑われる事業場に対して労働基準監督署が実施した監督指導の結果を取りまとめ、監督指導事例等とともに公表しましました(令和7年7月30日公表)。 この監督指導は、各種情報から、時間外・休日労働時間数が1か月当たり80時間を超えていると考えられる事業場や長時間にわたる過重な労働による過労死等に係る労災請求が行われた事業場を対象とし ...続きを見る
身近な能力主義はスポーツ
高校野球の真っ最中ですね。 炎天下の中、高校球児はこれまでの練習の成果を発揮するために戦っています。 観戦している私たちは、その試合の中でのドラマを想像して感極まることもあるでしょう。 その野球ですが、レギュラーは9人、ベンチには控えの選手としてなども含めて20人までだそうです。 全国から成績優秀な学生が集まる有名高校などでレギュラーの9人に選考されるのはと ...続きを見る
企業規模に応じた人事戦略とは
ALL DIFFERENT株式会社とラーニングイノベーション総合研究所が、企業の人事責任者・担当者を対象に意識調査を行い、その結果を公表しました。 302人から得た結果をまとめたものだということです。 「100人以下企業」の結果を見てみます。 「人事部として取り組みたいテーマ」でもっとも高かったのは、「人材育成・組織開発」の87.9%です。 その理由は、「現場社員の業務が忙し ...続きを見る
働く人の価値観について
楽天インサイト株式会社が、「働き方に関する調査」をインターネットで実施し、その結果を公表しています。 今回の調査は、2025年1月31日(金)から2月4日(火)の5日間、「楽天インサイト」に登録しているモニター(約220万人)の中から、全国の20~69歳の会社員・会社役員・公務員1,000人を対象に行ったものだということです。 1. 理想の働き方 テレワーク中心:9. ...続きを見る
新入社員を指導する上司が特に大事にすべきことは?
東京商工会議所は、4月21日に「企業の人材育成担当者による新入社員・若手社員・中堅社員に対する意識調査」の集計結果を公表しました。 本調査は、企業の人材育成担当者による新入社員・若手社員・中堅社員に対する期待や指導・成長に関する事項を把握するために実施したもので、東京商工会議所が実施した研修講座を利用した5777社を対象に、2025年3月3~21日にWEBアンケートシステム ...続きを見る
入社1年目社員には接触回数がやる気や成長に影響する
ALL DIFFERENT株式会社とラーニングイノベーション総合研究所が社会人1年目社員300人を対象に、上司とのコミュニケーションの実態について意識調査を行いました。 下記で概要をご紹介します。 1.社会人一年目社員と上司のコミュニケーション手段 対面 78.9% オンライン会議 19.8% チャット 16.7% 電話 13.7% その他 ...続きを見る
「退職者」に会社が気を付けること
株式会社ベルクラインが、直近3年間で退職を経験した20代~30代のビジネスパーソンを対象に「退職時のトラブル」に関する実態調査を行い、その結果を公表しています。 企業に正社員として勤務し、直近3年間で退職を経験した20代~30代の男女330名の結果をまとめたものだということです。 「退職時のトラブル」に関する実態調査 1.退職時に何らかのトラブル(問題)を感じましたか ...続きを見る
1on1ミーティングは効果があるのか?
株式会社Kakedasが会社員を対象に実施した「上司との1on1」に関する実態調査を行い、その結果を公表しました。 上司と1on1を実施している会社員400名の結果をまとめたものだということです。 1on1ミーティングとは? 1on1とは、直属の上司と部下間で行われる、部下の成長促進を目的とした定期的な打ち合わせです。 これは上司が部下に業務の進捗や目標を確認する進捗面談や評 ...続きを見る
教育研修費用の実態調査
産労総合研究所が「2024年度(第48回) 教育研修費用の実態調査」を実施し、その結果を公表しました。 上場企業と産労総合研究所会員企業から任意抽出した約3,000社を対象に行ない、169社から得た回答をまとめたものだということです。 その中の質問のひとつが以下の質問です。 3.2024年度(今年度)に重点的に取り組む教育研修(3つまでの複数回答、上位10項目) ・新入社員教 ...続きを見る